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夫が会社を首になり生活に困っていたあおいは小沢の会社へ面接に来た。事務募集だったが小沢はあおいに秘書として働く事を提案する。給料は倍、ただし愛人契約込み。愛人と言っても肉体関係は持たずキスだけ。そんな条件をあおいは生活の為に受け入れてしまう。しかし、小沢とのキスはまるでチンポとマンコの交尾のように淫猥で快感を覚えてしまったあおいは、自ら約束を破り、小沢との肉体関係を求めてしまうのだった…。
マドンナさんを代表するシリーズの一つである人妻秘書。毎回旦那役が情けなさすぎてドラマの完成度を著しく棄損させている点のみ不満だったのだが、本作ではそんな旦那を結果的に心身ともにポイする筋書き。加えてこのシナリオがあおいさんの魅力を最大限引き出している点も見事。
タメ口の入りからして、あおいさんの醸す雰囲気にドンピシャ。会話でじゃれ合う様は、掛合漫才かのようなコミカルさ。ブー垂れたような表情、社長のセクハラ口撃を軽く去なす芝居。と思いきや、入社面接シーンの眼鏡キャラ時には若干自信なさげにオドオド、気弱とまではいかない、陰キャのようでいて意外に芯はある女性…といったあおいさんの持つ別の魅力が滲んでいて佳き。
初手、秘書(愛人)としての初仕事にベロベロのキス。羞恥と不安の入り混じった表情、潤んだ瞳ですらどこか可愛げがあるあおいさん。2絡み目はあおいさんもかなり積極的で、胸を揉まれると自ら社長の手をアソコへ宛がう程。直前に癇癪自己中他責で妻には無関心な旦那とのやり取りがあるのでこの積極性に説得力がある。何かを埋めたいかのようなあおいさんの絡みが、哀感と愉悦を行き来していて素晴らしい。
ラブホで旦那の再就職を社長に依頼、入社した旦那。お約束の会議シーンから社長室へマジックミラーの設置。毎回子供染みているが本作ではあおいさんが社長と共に嫉妬を煽る設定なのでまだ意味はある。パンツを隠すシーンから接待シーン、悪戯的演出も本作の筋なら違和感なし。ラストはラブホで。堕ちた堕ちないというよりも、心身共に社長とエンジョイする感。オチは正直何てことはないが(とっとと旦那捨てれば?としか思わないので)筋は通っている。
本作での社長とあおいさんは共依存的(あるいは共犯的)ながらあくまでライト。ライトだがポップではない。あおいさんにはどこかしら明るさというか軽やかさがあって、重ためなドラマでもその存在だけでくすりとしてしまう不思議な魅力がある。華やかであったり逆に影が強い女優さんというのはそれなりにいるが、強かさと可愛さが絶妙にブレンドした独特で稀有な存在感は実に稀少で魅惑的。強かさが小狡さや狡猾さに堕さず、シナリオと相まってあおいさんならではの「柔からに強か」な愛人像が秀抜だった。
唯一残念だったのは、どのシーンもシリーズ共通の暗め・重めなBGMが使われており、本作の筋、主題とはミスマッチ。
この女優さんの演技力は大したもんです。男優の執拗な責め方もグッド。ヌケます。
一気呵成の変貌だが、エロさに拍車がかかる感じが最高。肉付きや貪り感がAV向き以外の何物でもない。
と、購入者はこのようなレビューをしています。