密着セックス ～出張先で深まる上司との情愛～ 藤かんな

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結婚して5年…かんなは定職に就かない夫に頭を悩ませ、上司の小沢に相談をしていた。小沢も数年前に亡くした妻を思う心の傷が癒えずにいた。ある時、小沢の妻の地元でもある九州にかんなと2人で出張を命じられる。そして出張当日、かんなの後押しもあり妻の墓参りを済ませ、気が抜けた小沢はかんなをよそに酔い潰れてしまう。かんなは小沢を愛おしく思い、口づけを交わしてしまう。寂しさを抱えた2人は互いの傷を癒す様に密着性交に溺れて…。

藤かんなさんの濃厚すぎる絡みが最高にいいです。いや上になり下になり、これぞ大人の絡み、あと最初の藤さんの旦那を怒るシーンと絡みのギャップにやられました。

常々藤さんのnoteを拝読しています。度々出てくる言葉の中に闘いというワードがあります。デビュー前後から何かと闘争している藤さん。
今作品を含め共演が３作目の小沢さん。言わんと知れた接吻キング。個人的には女優さんの好みは別にして小沢さんのマシンガンのようなキス攻撃に負けずに対抗できる女優さんは売れていると思います。藤さんは冒頭から濃厚なキス全開、小沢さんに押されてませんね。藤さんは、デビュー以来キスに関してはどの作品でも濃厚なキスを披露してくれてますね。どの作品でもこのぶれない姿勢というのは購入者にとっては凄くうれしい事です。藤さんも小沢さんとの濃厚なキスに負けず劣らずの対応をしてくれてますね。ふと思ったのが小沢さんとのキスを通じた闘争。この本気度がどの作品においても常々伝わってくる女優さんですね。まさに魂のこもった艶技ですね。
作品の構成上導入、展開、結論と展開していきますがあまりにも着衣での絡みが多いですね。好みは多岐に渡ると思いますが、導入、展開部分では着衣もありかと。しかし、ラストの結論の部分ではお互いの思いがスパークするのならお互いキスを交わしながら衣類を脱がし全裸での絡みを期待しますね。またラストの絡みの部屋がお互いの気持ちを表現するには高級感溢れる部屋で良かったですね。このシリーズの白木さん、澤村さん、北条さん、友田さんも良かったけどラストの部屋は友田さん以外チープな演出でしたね。やはりラストは二人の思いが交錯するなら高級感のある部屋で撮って欲しいですね。凄くいい作品でした。

開始早々夫を叱る藤さん。言っていることは全く正当ながら、夫にも同情してしまう位、賢そうだが、いかにも口煩い中年女として登場します。身体も、照明のせいもあるかもしれませんが、心なしか肉付きが良くなり、少し熟女らしくなったような気がします。絡みの最中に口走ることも高学歴中年女性らしい品の無さが良い感じです。今までの頭が良くて身体も作り物のように綺麗という藤さんより、私はこちらのほうが生身の女性として魅力的だと思います。正直、初めてこの人をエロい、と思いました。
絡みも生々しく、特に二回目と三回目は良かった。不倫とはいえ相思相愛の中年男女のセックスを見て興奮させるのは簡単ではないと思います。このシリーズではいかに素の男女になれるか、またはそう見せるかが大切だと思いますが、藤さんはそこを良く理解していて、愛情を感じさせる絡みをしているのはさすがです。また二人の関係に説得力を持たせるべく、小沢氏も激しい動きで頑張ったと思います。
ただ前作上羽さん編を見た後で、整理するため昔のこのシリーズを部分的に何本か見て、改めて凄いなと思いました。例えば北条さん編の最後、イくとともに北条さんの肌に鳥肌が立つ所とか。前に見たときは余り印象に残らなかった白石さん編、木下さん編も素晴らしかったし、男優が小沢氏ではない遥さん編もなかなか良かった。これらの旧作に比べると前作の評価は甘かったかもしれない、と思いました。
しかし、この作品は上羽さん編に見劣りしないと思いますし、小沢氏のパワーはかつてのものではないにせよ、絡みの熱量の高さは健在のこのシリーズを応援する意味でやや甘めながら、この評価にしました。

と、購入者はこのようなレビューをしています。